ジャスミン茶は中国茶の七分類のうち(緑・白・黄・黒・青・紅・花)花茶に属します。
フレーバーティの一種です。
ジャスミンの一種・マツリカの香を茶葉にうつして作られるもので、茶葉は烏龍茶や白茶などが
使用され、白茶のジャスミン茶は高級です。
また、行程が多くしっかり香り付けられているものほど、使用したジャスミンの花弁を丁寧に取
り除いたものほど高級茶になります。
ジャスミンは各地で栽培されていますが、福建省のものが薫り高く長持ちするため、ジャスミン
茶に最適と言われています。
製茶には香が最も強くなる、咲きかけの蕾が使用されます。
これを茶葉と重ね合わせ、堆積し、香付けしていきます。
そして、一定時間が過ぎたら、香が均一になるよう混ぜ合わせては堆積することを繰り返し、
花の香がなくなるまで香付けしたら、古い蕾を新しい蕾にとりかえ、再び茶葉と合わせることを
繰り返します。
蕾と合わせることで少し湿った茶葉は品質が落ちやすくなるので、香りが飛ばない程度にその
都度炒るなどして乾燥させます。
日本では、ジャスミンが入った茶葉が好まれるため、仕上げの工程で花びらが加えられること
が多いですが、中国では花びらを取り除いたものが好まれます。
ジャスミン茶は爽やかですっきりした味わいのため、脂っこい料理や甘いお菓子の後、暑い日
に飲むのにぴったりです。
夏に咲くジャスミンの花は、見た目も美しく、爽やかな香が素晴らしいものですが、このようにい
つものお茶に一工夫してジャスミン茶を作り、味わうことでも楽しめます。
まさに夏はジャスミンの季節と言えるでしょう。
●さんぴん茶
沖縄で飲まれているジャスミン茶。中国語でジャスミン茶を指す香片茶(シャンピェンツァー)か
ら転じてこう呼ばれています。一般的なジャスミン茶より香を弱く仕上げられているのが特徴で
す。
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