お茶の種類 キーマン
キーマンとは、最高峰1800メートル以上を誇る黄山山脈の麓、世界最古の紅茶生産地とされ
る中国安徽省の祁門(キーマン)県で生産されている紅茶です。
「キームン」「キーモン」とも呼ばれています。
発酵度が高く、キーマン香と呼ばれる、蘭の花のような独特な甘い香りが特徴です。
ダージリン・ウバとともに、世界三大紅茶として挙げられますが、インド・スリランカ産に比べ、タ
ンニンが少ないため、苦味がほとんどありません。
「紅茶のブルゴーニュ酒」とも呼ばれています。
キーマンは1800年代から続く祁門紅茶場(キーマンティファクトリー)で作られるものが最高級と
され、1.特貢、 2.貢茶、3.礼茶、4.特茗、 5.特級、6.一級、7.二級、8.三級の8つのグレードがあり
ます。
グレードの高いお茶は、茶園の標高・木の樹齢・原料茶葉の種類などで分けられ、さらに手選
別でより分けられます。
それにより、濃厚で薫り高い最高級のキーマン紅茶に仕上がりるのです。
中でも特貢と貢茶はごく少量で貴重なため、大変高価で、主に政府高官や国賓へのギフト用
に使われることが多く、市場にはほとんど出回りません。
キーマン紅茶は、食通で知られるエリザベス女王に愛飲されており、イギリスでは女王の誕生
日にはキーマン紅茶を飲む習慣があるそうです。
貴重で特別なキーマン紅茶を口にすれば、誰もが女王様になったような、豊かなひと時が送
れるのかもしれませんね。
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