ウバ茶とは、スリランカのウバ州の高地で生産される紅茶です。
スリランカ紅茶を意味するセイロンティーの代表格の紅茶です。
適度な渋さとコク、そして「ウバ・フレーバー」と呼ばれるメントール系の刺激的な特徴ある香り
は、珍重されて高値が付けられています。ほかにもバラやスズランの花香のするものなどバリ
エーションはあるものの、いずれも際立つ薫り高さが特徴です。
また良質のウバ茶はカップに注ぐ際に、ふちの部分が鮮やかで色濃い琥珀色に輝く「ゴールデ
ンリング(コロナ)」が見られ、味だけではなく見た目も楽しませてくれるものになっています。
クオリティーシーズンは 7~9月で、中でも高品質なものが採れるのは7・8月とされています。
この時期は乾季にあたり、雨がほとんど降らないため、茶木が土壌からミネラルを多く含んだ
水を吸い上げ、それが葉にまで行き届き、メントールフレーバーが生成されると考えられていま
す。
雨にあたると紅茶がおいしくなくなると考えられているので、9月になる前でも雨季に入ればク
オリティシーズンは終わります。
ウバ茶は、ゴールデンリングや香りを楽しむため、ストレートで飲むのが良いとされていますが
、ミルクとの相性も良くミルクティにしても美味しくいただけます。
ウバ茶のメントールフレーバーは好みが分かれることがありますので、紅茶を飲み慣れないお
客様に出すのは避けた方が無難です。
しかし、一度好きになると、そのすっきりした味わいと香り高さは、甘いお菓子のお供にぴった
りで、いつもとは違う至福のひとときを与えてくれます。
ウバ茶を楽しむことは、紅茶を極めたい人にとっては、初心者から一歩進んだと実感できるこ
とではないでしょうか。
そんな特別な紅茶です。
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