抹茶(まっちゃ)

お茶の種類 抹茶

抹茶は、茶の葉を蒸して乾燥させた碾茶(てんちゃ)を石臼で引き、粉末状にしたものです。

茶葉は玉露同様に日光を遮った状態で育てられ、乾燥後は揉まずに葉柄、葉脈などを取り除

き、真の葉の部分だけにし、粉末にされています。

 

抹茶には、濃緑色の濃茶と鮮やかな青緑色の薄茶の二種類がありますが、それらは茶道の

飲み方の違いによるところが大きく、濃茶用のものと薄茶用のものが茶舖において配合されて

いるだけで元となる茶は同じものです。

 

茶道では、濃茶はたっぷりの抹茶に少量の湯を注ぎ作るため、色も味も濃厚になり、苦味や渋

味の強い下級品は適しません。

 

薄茶は、茶杓に一杓半の抹茶を入れ、湯を注ぎ作るもので、濃茶ほど濃厚な味にはなりませ

ん。

高級な濃茶用の抹茶を、薄茶に用いても良いですが、薄茶用の抹茶は濃茶には向きません。

抹茶の発生は、10世紀頃の中国とされており、日本には鎌倉時代に薬として伝わりました。

その後、禅宗とともに、精神修養の要素を含めて広がり、やがて茶道として整えられ、今に伝

わっています。

 

また、現在は茶道だけでなく、砂糖やミルクを使ったグリーンティや抹茶ラテなどの気軽な飲み

物やお菓子の風味付けにも広く用いられ、より身近なものに姿を変えています。

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